来年平成30年に10周年になるのを機に、今迄模索して参りましたもう一つの事業の柱を“農工業分野”へ照準を合わせて挑戦することと致しました。その理由は遊技業界での集客力アップのために、様々な取り組みをして来ましたが、近在の農家から新鮮な野菜を仕入れて、ホールに来られるファンの方々に廉価で販売をするという事を思いつき実施したところ、日常生活の営みの中でこの事が身近で、如何に重要で、関心が高いことなのかを思い知らされたことが発端となり、以来約5年続けております。
集客力も驚くほどアップしました。多くの農産物に触れ、イベントに集うファンとの交流というこの実体験こそが農業に興味を抱く最大のきっかけとなりました。
僭越ながら年々変化する社会情勢や環境の変化に対応するため、私は日本の農業は今、高齢化が急速に進むなどの理由から大きな変革を余儀なくされつつあると感じています。世界の競合に勝ってゆくためにも、また一段と生産力を高めるためにも、品種改良や新たな付加価値植物などの栽培法をいち早く実現させることが出来る“環境”を整備する事こそが喫緊の課題ではないかと思っております。
その為にはこれらを具現化する栽培法の支援ツールが不可欠です。弊社ではこの度この画期的な栽培法支援ツールを開発したソフトウエア開発会社と業務提携を行い、その製品を今春から販売することと致しました。
この事業はまだ緒に就いたばかりではありますが、今後弊社の二つ目の事業の柱として成長させてゆくべく努力して行きたいと考えております。
何卒、今後ともお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。